原付を別の方法で売る場合について
もっとも簡単に、もっとも高額で、バイクを売却できるのは、買取比較サービスや、一括査定申し込みサービスなどを利用して、買取業者を競わせることです。
しかし、それ以外にも、原付バイクを手放す方法はいくつかあります。向き不向きもありますので、ご自分にあった納得できる方法で売却を検討されるのも、賢い選択のひとつだと思います。
ここでは、業者売却以外の方法をまとめています。
知り合いに売る
愛車の原付バイクを知り合いに売る場合、もっとも注意したいことは、車両の状態をきちんと伝える、ということになります。
もし、車両の不具合が元で、事故や問題が起こったとき、売った側にも一定の責任が生じます。車両の癖、不具合、疲労度、メンテナンス状態などは、メモ書き程度のものでも、付けておくと、お互い、後々安心してつき合うことが出来ます。
また、知人に売却した場合、自分で、行政上譲渡という手続きが必要になってきます。譲渡手続きの方法は、市区町村によって異なりますし、譲渡する側とされる側の居住が、同じ市区町村であるか否か、も関係してきます。
ですので、まず、お住まいの役場、役所へ確認してから、具体的な行動をとることが、はじめにすることとなります。
手続きの流れ
- 廃車手続き
- 名義変更
手放す人と、受け取る人の市区町村が異なると、手続きが煩雑になりますので、譲渡される方が住む役所窓口で確認することが一番確実な方法です。
共通して必要なものは、譲渡証明書、廃車証明書、印鑑、標識交付証明書となります。
本当に友人知人に売るのが良いのか?
個人的な意見ではありますが、バイクは特に、事故の起こった場合、人命に深刻な影響を与えるものですから、よほど、求められない限りは、友人・知人への売却はお勧めいたしません。メンテナンスを完璧にしていたとしても、もし何かがあったとき、後悔することになるでしょう。
たとえ、自分に非がないとしても、何かあったとき、生涯、その出来事を心に抱えながらの生活をすることになりますから。高く売れるという理由で、友人・知人に安易に譲ることは、慎重になった方が良い、という考え方もあると思います。