バイクの修理が必要な場合は見積もりしておく
バイクを売る際に気になるのが、バイクのキズや不具合な箇所です。ふだんから手入れをしていて、キズなどもほとんど無いバイクを乗っている方は少数派でしょう。
ほとんどの方は大きなキズは別にして細かいキズはそのままにして乗っています。
修理費用の見積を依頼する
そして、いざバイクを売る時になってそのキズをどうしようか、と考えてしまいます。
そういう時は先ず自分で修理をしないでバイク販売店やバイク修理店で修理金額の見積をしてもらうことです。
見積り依頼をするときはちょっと面倒ですが3社くらいに頼んで見積金額を比較しましょう。
手間ひまを惜しんでいては、バイクを高く売ることはできませんのでこのことは早目に済ませておきましょう。
問題は修理費用と売却査定価格との格差です。修理費用が大きいと、いくらバイクが高く売れそうでも受け取った代金が全部修理代に変わってしまうとなったら元も子もありません。
もっとも修理費用が大きいバイクは、もともと高く売れる可能性はとても低いのでそんな心配も必要ないですが…。
キズの大小によって修理するかしないかの判断が分かれます。大きなキズは修理費用がかさむのでそのままにしておきましょう。
小さいキズの場合でも査定の時には減点されてしまいますが目立たなくできるのであれば自分で修理したほうが良いと言えます。
修理にまったく自信のない方は無理にしないでそのままにしておきましょう。
任意保険で修理する
あまり知られていませんが任意保険でバイクの修理が可能なんです。もちろん保険を使えば翌年の等級が落ちてしまいますから保険を使うことは躊躇します。
ここでは保険を使っても、保険料が変わらないケースをご紹介します。保険料が変わらずに、しかも売却査定額がぐ〜んとアップしたら手間をかけた甲斐があるというものです。
等級の高い保険
ある大手保険会社の例ですが等級によって保険料の割引率が異なりますが等級の高い保険の場合は大きな差はありません。
通常保険で修理をすると3等級下がります。しかし、3等級下がっても1,000円程度の差ですので修理して高く売れたほうが、大げさですが投資効果があると言えます。
等級プロテクト
等級プロテクトの特約に入っていれば保険を使っても翌年の等級は据え置くというサービスです。
この等級プロテクトの特約は1年に1回だけしか使えないので注意してください。
等級据え置き制度
車両保険のうち
・火災
・盗難
・洪水
・台風
などに該当する場合に適用されます。
1年のうちに何度あっても翌年の等級は据え置かれますので保険会社に問い合わせて確認しておかれることをお勧めします。